リベラルアーツ
六観講座
~高橋俊介に学ぶ
経営のためのリベラルアーツ~
無料特別講義では、高橋俊介講座長の特別講義、過去セミナー、受講生座談会の様子が無料で視聴可能です。まずはお気軽にお申し込みください。
~高橋俊介に学ぶ
経営のためのリベラルアーツ~
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自論の形成
経営者が戦略を思考する際の基礎として、世界史、日本史、社会構造、宗教と統治、職業と倫理観、ゲノム・脳科学と人間の心理・行動規範、幸福感と人生の意味合い等について、一貫した深い理解を形成し、自身の自論を形成する。
交流する力
グローバルな経営環境下において、歴史・文化・国民国家・経済・価値観等について自らの軸をしっかりと保持し、多様なバックグランドを持つトップエリートと「交流する力」や「感性」を得る。
普遍的な知
変化の激しいDX時代において、外部環境の変化に翻弄されない「普遍的な知」を獲得し、ビジネス・パーソンとしての、かつHuman Beingとしての武器とする。
AIなどのテクノロジーの急速な進展と激しく変化するビジネス領域やビジネスモデル、さらには働く人の側の変化によって、企業の経営、中でも人や組織に関する様々な施策や考え方が大きな変革を迫られています。こういう時だからこそ、教科書的経営書の最新知見や先進企業の事例、未来予測本にただちに正解を求めるのではなく、一旦大きな視点で「リベラルアーツ」ともいうべき社会科学や自然科学、人文科学を学び、経営や組織人材にかかわる根本的な自論=世界観を固める必要があります。
六観講座では、「事実に対して謙虚な姿勢を持つ」ことを大切にしています。選定した課題書籍は、現段階でできる限り「事実」に近づいており、そこから客観的に意味合いを引き出しているいると思われる重要な著作ばかりです。いきなり「哲学」や「思想」などの観念的な世界に飛び込むと、自身の範囲内にある内的思考を言い換えるだけの言葉遊びになりがちです。
さらに単に読書するということにとどまらず、特定の切り口や議論テーマを意識しながら読書し他の人たちと意見交換する過程を経て、幅広く自論、つまり六つの世界観を作り上げていくことを目指します。それらの過程を経ることで、皆さんが経営や組織について考えるときの思考様式や行動様式、発想の仕方などがさらにワンランクアップすることが目的です。
これから、グローバルビジネスフィールドでの活躍が期待されている方、ご自身がそれを志向されている方
国内グローバル企業で、海外のトップマネジメントとの交流や経営上のディスカッションが必要な方
リベラルアーツについて、書籍等で得た一通りの知識はあるつもりだが、自己完結で終わってしまい物足りなさを感じている方
世界の現在のあり様や、国際社会における日本の立ち位置について、なぜこのような状態であるのか、普段から素朴な疑問として感じているが突き詰めて考える機会がなかった方
リベラルアーツについて勉強したいと思っても、膨大な関連書籍の中、何から手を付ければ良いか、わからない方
受講期間 | 4ヶ月もしくは8ヶ月 前半(グルーバル観、日本観、組織観):4ヶ月 後半(人間観、社会観、経営観):4ヶ月 ※前半・後半合わせてのご受講、前半のみもしくは後半のみのご受講が可能です |
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開講日 | 前半(グルーバル観、日本観、組織観):2025年1月、2025年9月 ※以降決定次第掲載いたします。 後半(人間観、社会観、経営観):2025年5月、2026年1月 ※以降決定次第掲載いたします。 次回2025年1月1日(水)前半開講 ※申込締切2024年12月23日(月) ※期限後のお申し込みも承られる場合がございます。 お問い合わせよりご相談ください。 |
学習時間 | 前半(グルーバル観、日本観、組織間):約75時間 ・読書20時間×3セッション ・映像講義3時間 ・集合研修2時間 ・ディスカッション時間10時間程度 後半(人間観、社会観、経営観):約75時間 ・読書20時間×3セッション ・映像講義3時間 ・集合研修2時間 ・ディスカッション時間10時間程度 ※講義映像は視聴期間中、何度でも視聴可能です。 |
講師 | 高橋 俊介氏 |
受講価格 | 前半・後半一括購入:286,000円(税込) 前半のみ購入:165,000円(税込) 後半のみ購入:165,000円(税込) 2024年5月開講より、六観を三観ずつの前半・後半と分けてご受講いただける形に変更いたしました。 ※受講価格の中に書籍代は含まれません。ご自身でご用意をお願いいたします。 上記価格にBBTマイル割引が適用可能です。 |
受講の流れ | 六観講座は6つのセッションから構成され、1セッションは5週間の学びとなっております。 1セッションの流れは以下となります。 【輪読期間:3週間】 毎回まずは課題図書を、示された「切り口」を意識しながら読み込んでいただき、毎回「特に印象に残った記述とその理由」及び「与えられた討議課題に関する自論」をA4一枚程度にまとめて提出ください。 【オンライン・ディスカッション期間:2週間】 BBTの遠隔教育システムAirCampus(以下”AC”)上で、ディスカッションを行います。 他の受講生の自論を参照しながら、課題についての議論を深めてください。 【オンライン・ディスカッションに並行し映像講義視聴】 講師の補足解説の講義を視聴し、最終的に改めて課題及び感想全般を書き直して提出ください。 |
集合研修 | 開講時と閉講時に、東京都内にて二時間の集合研修を実施いたします。 講師や他受講生と直接の対話を行う貴重な機会です。 リベラルアーツ2025年1月開講集合研修 第1回:2025年1月29日(水)19:00~21:00 会場:六番町オフィス 地下1階セミナールーム 第2回:2025年8月6日(水)19:00~21:00 会場:六番町オフィス(本社) ラウンジ ※オンラインでの参加も可能です。 |
修了要件 | 各セッション、ディスカッション開始前の自論レポートおよび講座視聴後の最終レポートの提出 |
生涯学習 | リベラルアーツを学ぶことは、豊かな人生を送るうえでも指針を得ることができます。 人生の節目にあたる方などにも多く選ばれています。 |
法人研修 | リベラルアーツ六観講座は、法人研修としてもご好評いただいております。 全てオンラインでも受講可能なため、下記のような活用が可能です。 ・在宅勤務中の研修 ・海外赴任前研修 ・海外駐在中研修 ・管理者研修 まずは下記事務局あてにご連絡ください。 弊社より活用方法等をご提案させていただきます。 |
申込方法 | 【個人受講の方】 本サイトより、最下部記載の受講規約をご一読の上お申込みください。 【法人受講の方】 下記、リベラルアーツ事務局あてにお問い合わせください。 |
お問い合わせ先 | 株式会社Aoba-BBT リベラルアーツ事務局 お問い合わせ |
無料特別講義では、高橋俊介講座長の特別講義、過去セミナー、受講生座談会の様子が無料で視聴可能です。まずはお気軽にお申し込みください。
高橋 俊介
講座名の「六観」は「第六感」みたいで語呂もいいということで決まりました。本当はほかの切り口もあるかもしれないし、もっと細かく分けたいというような話もあるかもしれませんが、大切なことは、一見「経営そのもの」からは遠いテーマについても、まずは、世界を取り巻く外部環境を理解するための本質的なアプローチを行い、そこから、徐々に核心に近づいていく構成をとっていることです。いきなり一番考えたいテーマにストレートに向かってしまうと、それ以上、話は広がらなくなってしまいます。それに対して、いったんぐっと思考を広げて、そのあと核心に迫っていくという流れとすることによって、より個別具体的な事象を考察する際に、それまでの思考のプロセスで身に着けた「深み」や「引き出し」が効いてくるのです。
課題図書については、「フィクションよりファクト、フィロソフィーよりファクト、未来予測よりファクト」をモットーに、現時点でそれぞれの分野で最もファクトに近づき、そこから本質的な意味合いを引き出そうとしている本を選定してあります。一見、全然関係なさそうだと思っていた課題図書が、セッションが進むにつれて、突然つながりを持ち始める面白さも感じて頂けるものと思います。
世界観を作るのは、容易なことではありません。ですから、この「六観講座」が終わると、自分の世界観ができるのか、というとそういうことではないのです。本講座を通して、大きな自論、いわば世界観を構築するときのプロセスが大事であり、この世界観は、講座が終わっても、それぞれの様々な学びや経験の中でブラッシュアップしていかなくてはならないものです。場合によっては、それがいったん崩れることもあるかもしれません。しかし、その過程がきちんとあるかどうかで、経営人材としての価値が全く違ってくるのです。
講座長高橋俊介先生からの
受講検討者へ向けたメッセージ
竹田 年朗
マーサーM&Aアドバイザリーサービス部門パートナーを経て、現在JFEシステムズ株式会社社外取締役
経営という仕事も含め、良い仕事を長く続けるには、仕事での成功・失敗を通じて自分の軸の完成度を高め、自信を深める面と、自己の客観視を怠らず、自分の軸を問い直す面を併せ持つことが必要でしょう。後者に必要な素養、あるいは世界観は、仕事をしているだけではなかなか身につかないと思いますので、ぜひ本講座で世界観構築のアプローチに触れ、議論に参加してみてはいかがでしょうか。
柴田 巌
株式会社Aoba-BBT 代表取締役社長
この六観講座では、非常に幅広いリベラル・アーツの領域の中でも、特に事実(ファクト)に基づいて分析・構築された知見(人類の叡智)について学びます。
本講座は、単に世界史や日本史を、受け身の姿勢で学ぶものではありません。各講座では、経営者が世界・社会・外部環境を見る際に持つべき視点・視座が例示されます。その上で、一定の分析や思考のフレームワークを意識したうえで課題図書を探究していきます。例えば、世界観の講座で取り上げられる「銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイアモンド著)」であれば、「現生人類が誕生したサハラ以南のアフリカは、本来圧倒的な時間的アドバンテージを持っていたにも関わらず、今、超大国とはなっていない。他方、歴史上後発であったアメリカ合衆国等の西洋は、現在超大国とされている。彼らは、歴史上のいつ、どのような事象によって超大国となり得たのか?また、アフリカ諸国が超大国となりえなかったのは何故か?日本の将来に対する意味合いは何か?」といったフレームワークと、それに対する自分なりの答えを探ろうという探究心を持ちながら本を読み進めます。こうした学習方法により、本の内容を単に理解する以上に脳が刺激され、それが理解の深さと応用力の習得を促します。
こうした主体的な学びを踏まえて、セッションの中で提出するレポートでは、本や教材に何が書いてあるかをサマリーするのではなく、与えられたテーマに対する自分なりの答えをアウトプットすることが求められます。また同じテーマに関する他の受講生のレポートや意見に触れることによって、なるほどそういう見方もあるのだとの刺激を受けます。
経営者が経営戦略・戦術を考える際、ともすれば会社や組織の中のリソースや、組織の中で論じられていること、起きていることを中心に思考しがちです。しかしながら、本来、経営者に求められる思考は、外部環境(例えば、「世界がどういう流れで今に至っているのか、今何が起きているのか、世界の中で日本は今どういう位置づけなのか」など)を深く理解した上で、経営判断していくことです。本講座は、こうした外部環境について、例えば多様性の重要性についてであれば、過去1万5千年において、様々な人類・動植物・社会構造がまじりあい、交雑し、淘汰されていったというファクトを、歴史学、社会学、ゲノム・遺伝子工学などの複数の学術領域において正しく理解することで、企業や組織も多様性を受容していかなければ存続していくことができない、あるいは、そうした多様性に富むものに対して劣後する、というアナロジーを与えてくれる点でも意義深いものです。歴史やリベラルアーツ(人間としての知)を深めておくことが、より幅広い本質的な理解、自分なりの価値観・自論につながります。いわば、世界観ともいうべきものを持っていることが、経営における構想力の前提になるのです。
課題書籍
「銃・病原菌・鉄」上下巻 ジャレド・ダイアモンド著 草思社文庫
「人口で語る世界史」 ポール・モーランド著 文芸春秋
課題書籍
「武士の日本史」 高橋昌明著 岩波新書
「日本の歴史をよみなおす」 網野善彦著 ちくま学芸文庫筑摩書房
課題書籍
「日本の安心はなぜ消えたか」 山岸俊男著 集英社インターナショナル
「タテ社会の人間関係」 中根千枝著 講談社現代新書講談社
課題書籍
「交雑する人類」 デイヴィット・ライク著 NHK出版
「「こころ」はいかにして生まれるのか」 櫻井武著 講談社
課題書籍
「幸福な監視国家・中国」 梶谷懐・高口康太著 NHK出版新書
「チョンキンマンションのボスは知っている」 小川さやか著 春秋社
課題書籍
「GAFA 四騎士が造り変えた世界」 スコット・ギャロウェイ著 東洋経済新報社
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 マックス・ヴェーバー著 日経BP社
リベラルアーツ六観講座の内容がよくわかる説明会を動画で配信しています。
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